勃起不全、知られていない新型コロナの後遺症に医師が警鐘
海外の医師たちが、ほとんど知られていない新型コロナの後遺症と見られる症状について、警鐘を鳴らしている。その1つは勃起不全。そしてもう1つ、男性器のサイズが小さくなってしまうことがあるらしい。複数の海外メディアが報じている。
3.8cm短くなった男性
メディアが取り上げているその匿名男性は、「SLATE」というポッドキャストマガジンの悩み相談コーナーで自分の症状を打ち明けた。
担当の医師は2人いたが、その両方とも回答はイエス。この症状は都市伝説などではなく、医師の間では「コロナ●●●●(男性器のスラング)」と呼ばれているそうなのだ。
実は、学術論文としても過去に発表されており、海外メディアはそれを見つけ出して紹介している。
例えば、昨年5月に発表された論文には、「感染後長期間にわたり」男性器内部にウイルスが発見されることがあり」、「感染による内皮細胞の障害が広がると、ED(勃起不全)の一因になる可能性がある」と書かれている。
昨年3月に発表された別の論文では、新型コロナ感染者と非感染者のED(勃起不全)発症率を調べ、新型コロナ感染者のED発症率が顕著に高いことを確認している。
そして、勃起不全になると(心因性でない場合)、例の部分の組織が完全に拡張しなくなり、男性器のサイズに影響するらしいのだ。
一度短縮してしまったモノは、やがて元に戻るのだろうか? 特に知りたいところではあるが、まだ解明されていない。(了)